💭基礎塗装工事の必要性について
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こんにちは、鈴吉ペイント東近江支店です!
今日は基礎塗装工事の必要性についてお話しします!
基礎とは
戸建ての建物には、「基礎」と呼ばれる部分があります。
普段あまり目に留まらない場所ですが、あらためて見てみるとひびが入っていたり、黒ずんでいるかもしれません。
外壁塗装をする際に、基礎部分は塗装をするのでしょうか?
もし基礎が劣化していたら、修理した方がよいのでしょうか?
ここでは、建物を支える大切な役割を持つ基礎部分について、塗装の必要性やメンテナンス方法について詳しくみていきましょう。
建物の基礎とは
日本で戸建てを建築する際には、一般的に「基礎」と呼ばれる土台を作り、その上に建物を建てます。
基礎の多くは、中心部を鉄筋で形作っておき、周囲にコンクリートを流し込んで固めて作られています。
建築途中の現場で、地面にコンクリートの土台だけが作られている状態を見かけることがあると思います。
その部分が基礎にあたります。
完成している建物の場合には、建物を外側から見ると地面と接する部分の高さ40cmほどに基礎部分が見えていることが多いです。
建物は基礎の上に作られるため、全ての土台となる基礎はしっかりと地面とつながっていること、傾きがないことが求められます。
基礎部分に不具合があると、将来建物が傾いてきたり、地震で崩れたりといった事故が起きかねません。
また、基礎部分を高くしておくことで、湿気や害虫から建物を守ることができます。
これは、湿度が高い日本ならではの工夫です。
さらに、建物の周囲に雨水がたまってしまった時に、家の中へ雨水が入り込むことを防ぐ役割もあります。
川が近く浸水しやすい地域や、斜面で高低差がある場所では、基礎部分が高くなっている建物も見られます。
基礎に塗装はできる?
結論から言うと、基礎部分への塗装は可能です。
ほとんどの住宅は基礎部分がコンクリートでできており、表面にモルタルを薄く塗り仕上げています。
そのため、コンクリートへ塗装する専用の塗料を使うことで、塗装することができます。
しかし、基礎部分を塗装した方が良いかどうかは、業者によって大きく考え方が分かれるところです。
メリットとデメリットがあり、また塗装方法の選択肢がいくつかあるからです。
また、地域によっても対応が分かれています。
基礎部分は地面と接しているため、寒暖の差や降水量、降雪量など気候の違いによって受けるダメージも違ってくるからです。
幹線道路沿いで揺れやすいなど、建物の立地にも左右されます。
基礎が劣化しやすい特性の立地の場合には、メンテナンスをしっかりとした方がよいでしょう。
基礎のメンテナンスは、塗装以外にも補修方法の選択肢がありますので、劣化状況に応じて選択します。
最近では、新築時に基礎部分に塗装されている物件もあります。
その場合には、塗膜が劣化している可能性が高く、外壁と同時に塗り替えた方が良いでしょう。
美観の点からも、外壁だけを塗り直してしまうと、基礎部分が古びて見えてしまうので、同時の塗装がオススメです。
このように、基礎部分に塗装することは可能です。
しかし、塗装するべきかどうかは、それぞれの建物の置かれている状況によっても異なるといえます。
基礎塗装をするメリット
美観が良くなる
建物の外壁を塗装すると、塗装をしていない箇所の古さが目立ってしまうことがあります。
せっかく外壁を綺麗にしたのに、少し残念ですよね。
そこで、外壁のすぐ下にある基礎も合わせて塗装をすると、全体が新築時のように綺麗になります。
常に雨水にさらされている基礎部分は、カビやコケが生えて黒ずんでしまっていることがあります。
年月が経って、基礎の表面に細かいひび割れが出てきていることもあるでしょう。
塗装をすると、すっきりと綺麗な見た目になります。
また塗装をすることで、ひび割れがコーティングされ補強される効果や、カビやコケを生えにくくする効果もあります。
基礎部分の塗装も、デザイン性が高く高級感のある塗料もあり、外壁のデザインに合わせて選ぶことができます。
基礎塗装の有無で、建物全体の印象が大きく変わります。
防水性が高まる
基礎に使われているコンクリートは、吸水性の高い材質です。
コンクリートは長期間雨や紫外線にさらされていると、コンクリートに含まれるカルシウム化合物が二酸化炭素と反応してアルカリ性を失い、中性化と呼ばれる現象を引き起こします。
中性化が起きてしまうと、コンクリートは割れやすくなり、ひび割れや剥離を起こしてしまいます。
コンクリートの表面を塗装することで、雨や紫外線の刺激から保護し、中性化を起きにくくすることができます。
比較的コンクリートに劣化が見られない状態であれば、塗装による保護が有効です。
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ポリマーセメント系基礎巾木用防蟻塗材
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